養殖ブリのページです。

ブリは世界中で日本近海にのみ棲息する日本固有の魚種です。

ブリ養殖は海面養殖業のなかで国内最大の生産量(ブリ類=ブリ、カンパチ、ヒラマサ等、マダイ、ギンザケ、マグロの順)で、暖かい鹿児島県、愛媛県、大分県が主要産地です。

安全で品質の良い養殖ブリが安定供給されていますが、国内需要が飽和気味で価格低落傾向、生産調整がうたわれてきました。2013年秋以降、出荷量が減り、価格は上昇気味です。2015年、価格は下降気味です。

主に冷凍ブリがアメリカに輸出され、輸出量は増加傾向です。生鮮ブリも航空便で輸出されています。さらに輸出を拡大するためには、「品質の良いブリを低コストで飼育する」、「世界に輸出するためのマーケティング」が重要です。

2020年東京五輪は、日本を訪れるお客さまに養殖ブリの魅力を世界に知らせる絶好の機会です。この機会に無益な過当競争を控え、競争する部分と協調する部分を切り分けて業界の存続をはかっていくべきです。

このページでは、ブリの輸出増大に向けて関連業界に対する提言をまとめています。

すこしずつ、内容を拡充しています。2015年6月、記述内容を大幅に改訂し、統計ページを新設しました。同一名のグラフ、図、写真などを更新しています。各ページを表示した後にブラウザの「更新」、「このページを再読込します」などをクリックしてください。登録してある最新の画像が表示されます。